10代・20代の頃は、浴衣を着て花火大会を楽しんでいました。
子どもたちが大きくなり、久々に浴衣を取り出して疑問が…。
「あれ?花火大会に浴衣って、何歳まで着ていいのだろう??」
痛いって思われたくないけど、浴衣をもう一度着たい!
大人の浴衣の着方ってルールがあるのか?
大人になっても、ママになっても、浴衣を着て花火大会を楽しみたい方へ、浴衣についての年齢や痛いと言われる理由について調べてみました。
- 浴衣に年齢制限はない
- 痛いと言われるのは年齢が理由ではない
浴衣に年齢制限はない!何歳でも着てOK

浴衣を着る年齢に決まりはありません。
浴衣はファッションとして扱われる時代になり、何歳でも自由に楽しむことが出来ます。
ではなぜ、大人が浴衣を着る時に一部で「痛い」など検索ワードが出てくるのでしょうか?
理由としては、浴衣の歴史にあるようでした。
花火大会に浴衣を着ていくとき痛いと言われる理由は?
浴衣はもともと、正装ではありません。
平安時代に蒸し風呂に入るときに着たものが、浴衣のはじまりと言われています。
そこから浴衣は、寝間着や町着として親しまれるようになったそうです。
年配の方では浴衣は寝間着というイメージで、夏着物が正装という認識をお持ちの方もいらっしゃいます。
浴衣の歴史的な背景から、ファッションというイメージのない方もいらっしゃいます。
けれど、現代では浴衣はファッションの位置付けを確立しています。
浴衣を着て「痛い」と言われることは、「年齢的に浴衣が痛い」という意味ではなくて、浴衣の着こなしに問題があるようです。
花火大会に浴衣を着ていくときに気をつけたいこと
浴衣はファッションとして確立していますが、和装なので着物特有のルールがあります。
花火大会に大人が浴衣を着て「痛い」と思われないために、気をつけたいポイントをまとめました。
色や柄
浴衣はファッションとして自由に楽しめますが、着物の世界は奥が深く色や柄に意味を持っています。
10代の子が着るような派手な色や柄を、30代の大人が着るとチグハグになってしまい、「痛い」といわれる原因になりかねません。
若い頃に来ていた浴衣を、そのまま着て
- 年齢に見合わない
- なんとなく違和感…
という方も多いのではないでしょうか?
ご自分の年齢に見合った色や柄を調べることをおすすめします。
帯の結び方

着物の帯には、若い子の帯ほどボリュームを出した結び方をします。
上の写真のようによく見かけるリボン型の文庫結びも、大人はリボン部分を立たせすぎず少し短めにすると良いでしょう。
簡単に結べておしゃれ感が出るへこ帯の場合、ボリュームが出過ぎないように注意が必要です。
着付けのルールは守れているか?
浴衣の合わせ(右前)や丈感は合っていますか?
えりがつまって苦しそうだったり、胸元がはだけてしまうのもNGですが、案外難しいのが丈間です。
短くてくるぶしが見えてしまうと子どもみたいですし、長すぎても気崩れの原因になります。
どんなに素敵な浴衣を選んでも、着付けが正しくないと「痛い」姿になってしまいます。
また自己流だと、出かけ先で着崩れてしまう心配もあります。
美容院で着付けを頼むのも、大人の選択肢かもしれません。
生地の質は安っぽくないか?
浴衣は通販でお手頃に購入できますが、気をつけたいのは生地です。
ペラペラで下着が透けてしまうなど安っぽさが出てしまうと、一気に「痛い」印象になります。
通販で購入する場合は、返品や交換も視野に入れて余裕を持った時期に購入することをおすすめします。
花火大会に浴衣を着ていく年齢についてのまとめ

花火大会に浴衣を着ていく年齢に、制限はありません。
けれど大人がファッションとして浴衣を楽しむときに、気をつけるポイントがあります。
- 色や柄が若々しすぎないか?
- 帯の結び方
- 着付けの仕方
- 安っぽい生地
洋服と違い、浴衣には着こなしのルールがあります。
若いときは「若いから」というだけでOKだったことも、ある程度年齢を重ねると基本のルールを抑えていないと「痛い」と思われてしまうかもしれません。
ポイントさえ守れれば、何歳でも大人の粋な着こなしを楽しめます。
ボディラインがはっきりわかる洋服と違い、着物は年齢やスタイルの変化を気にせず楽しめ大人向きともいえます。
着物は敷居が高いですが、浴衣は手頃で非日常かつ日本の文化も楽しめるファッションです。
年齢に見合った浴衣の着こなしで、花火大会やお祭りなど夏のイベントを楽しみましょう。
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