2024年2月9日(金)TBS 放送 20:57~22:00の中居正広の金曜日のスマイルたちへで、
緊急企画「子連れ防災」絶対に知って欲しい「命を守る新常識」が放送されます。
スマホ時代の新しい防災知識。
いつ起こるか分からないからこそ、もしもの備えが大切です。
また一般の防災知識と、子連れ家庭での防災では防災グッツの内容や知っておくべき情報も異なります。
金スマではたくさんのママタレントたちが、生の声で災害時の不安や疑問を代弁してくれます。
番組内で紹介される命を守る防災知識の内容をまとめますので皆様の参考になれば幸いです。
【金スマ】子連れ防災の新常識で紹介〜災害発生時〜
番組の防災監修は、国崎信江さんが努めます。国崎さんは、自然災害から小さな子どもを守るため長年研究している危機管理アドバイザーです。
国崎さん監修のもと、最新の防災知識をスタジオで紹介します。
実際に災害に遭ったときや、避難生活で参考になる情報を再現ドラマを交えて紹介。
わかっているようで、あやふやな部分って多くないですか?
災害に遭ったらパニックになってしまうからこそ、子どもを守るために知識として擦り込みたい内容です。
①スマホの緊急地震速報の通知はON
スマホの緊急地震速報はONにします。
子どもが怖がるからとOFFにしているママもいるかもしれませんが、数秒〜数十秒あるだけで子どもを抱えて危険な場所から離れることができます。
気づかないうちにOFFになっている場合などあるので「ON」になっているか確認して下さいね。
②子どもと自分の命を守る隠れ方
東京都が推奨するポーズは、ダンゴムシのポーズです。
小さなお子さんがいる場合は、子どもを太ももで挟み、ママがお子さんに被さってダンゴムシのポーズを取り、ママは手を自分の首に当てて守ります。
金スマで紹介された、東京都教育委員会の発行する防災ノートです。
③テーブル下が必ず安全とは限らない
テーブルが固定されてない場合、テーブル自体が動いて凶器となり得ます。
廊下など、倒れて来るものがない広い場所に出るのが安全とのことです。
④地震直後はガラスに注意!
地震直後はガラスや物が散乱し、足を怪我するリスクが高いです。
寝室に予備のスニーカーを置いたり、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼っておくなどの対策が出来ます。
⑤高層マンションは室内に手すりが必須
高層階は地震発生時に揺れるので、身体が家具ごと一緒に揺られてしまうリスクがあるとのこと。
赤ちゃんを抱っこしている場合など、考えると怖いですね。
玄関や廊下などのにある手すりに捕まるなど、固定された物につかまってください。
⑥外出先の地震は無闇に逃げない!
スーパーやショッピングモールなど、お出かけ時に地震にあった場合です。
皆が避難しようと出入り口に人が殺到するので、子どもが人混みに押しつぶされる危険があります。
周囲の人の動きを見て、人混みを避けるといいでしょう。
⑦逃げる時は抱っこ紐を使用
災害時はエレベーターも止まり、道もどんな状況かわからないので
おんぶ紐や抱っこ紐の準備が必須です。
玄関や避難グッツの側に置いておくと、とっさも場合に持ち出しやすいです。
⑧火を使っている時に地震が来たらどうすれば良いのか?
キッチンで火を使っていた場合、無理に火を止めに行かなくても震度5以上の場合ガスメーターが自動的にガスを遮断する仕組みになっています。
なので大きな地震の場合、キッチンの食器棚の下敷きなったりとキッチンはリスクが高いので無理に火を止めずに行かず身の安全確保を優先して下さい。
⑨避難場所と避難所の違い
避難場所は、建物の倒壊や危険から一時的に逃げる場所。
避難所は、自宅倒壊のリスクがあり自宅に戻れない人を保護する場所。
普段から家族でどこの避難場所へ逃げるかなど話し合っておくほか、避難場所のどこで会うかなど細かい場所なども決めておくことが重要です。
災害時は避難場所も人が多く、行き違いを防ぐ為です。
⑩災害アプリや公衆電話・防災伝言ダイヤルなど活用しよう
災害時に避難場所を確認できる自治体の防災アプリや、災害ラジオなどがあります。
オフラインでも使える使用できるか、災害時にネットが使えない想定で確認しておくと災害時にスムーズに使えます。
また、大規模災害ではスマホがつながりにくくなります。
副回線を準備、公衆電話の位置確認、117災害時伝言ダイヤルなど家族と連絡を取り合う方法を確認しておくことも大事です。
117災害時伝言ダイヤルは公衆電話から無料で30秒のメッセージを残せますが、相手の電話番号が必要です。
スマホが使えない場合を想定して、番号を覚えるかメモを持ち歩くなど対策が大事です。
⑪避難時の絶対NG行動とは?
非常時に「正常性バイアス」という心理現象が働くといいます。
自分は大丈夫だろうと思い込み、無意識に落ち着かせようとするもの。
周りにいる人が声をかけ合い、パニックを起こさず逃げることが大切です。
【金スマ】子連れ防災の新常識防災〜防災グッツ〜
金スマの番組内で、事前準備として用意しておくべき防災グッツを紹介します。
防刃手袋・ちりとり
ガラス片などを片付ける際に必要です。
避難生活で怪我をしても治療の術がないので、怪我を防ぐため役に立つアイテムです。
現金
キャッシュレス決済が普及し、現金を使わなくなっていますが災害時は停電・オフランになっている場合が多いので現金が必要となります。
簡易トイレ
避難所ではトイレが足りない場合が多いので、家族がストレスを抱えないため多めの準備がおすすめです。
ママたちオススメのあると良いもの
実際に被災したママたちによる、あって良かった物です。
- 保温ポット
- メガネ
- キッチンバサミ
- ピーラー
- ラップ・アルミホイル
- 子どものおもちゃ(トランプや絵本)
【金スマ】子連れ防災の新常識防災〜避難生活〜
大規模地震の後は、水や電気が使えないと想定して準備が必要です。
①命をつなぐ水の確保
リュック型給水袋が運びやすい
断水などあった場合、必要な水は1日3L(ひとり分)だといいます。
給水車などから水を確保しに行きますが、水の容器は自分で準備しないといけません。
また、水は重く持ち帰るが大変!
そこでおすすめなのがリュック型の給水袋です。
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非常用 飲料水袋 背負い式 10リットル用×1枚 リュック型 給水袋 水の運搬 断水対策
また普通のリュックにゴミ袋を2重にして運ぶ方法もおすすめ。
女性でも、背負えば15L程運べます。
また携帯用ミニ浄水器を持っておくと飲料水確保に役立ちます。
霧吹きが便利
手洗いや体を拭くときなど、少量の水で済みます。
ひとつあると便利です。
黒い靴下とペットボトルでお湯の裏技
夏に水を入れたペットボトルに黒い靴下を被せて、日当たりの良い場所や車のダッシュボードにおくと数時間後水が温まります。
ぬるま湯ぐらいの温度にはなるので、知っておくと便利な方法です。
②自衛隊式!やす子が伝える自衛隊式の防寒対策
カッパは服の下に着る
風を通さず、サウナスーツのような効果があるとのこと。
ビニール素材ならゴミ袋をまとうのも効果的です。
その上に服を羽織ると効果的だそうです。
ホッカイロは肩甲骨と肩甲骨の間に貼る
カイロは太い血管の上に貼ると効果的なので、背中の肩甲骨と肩甲骨の間が1番あたたまるそうです。
素肌には貼らないようにご注意ください。
寝袋の中に丸めた新聞紙を入れる
丸めた新聞紙は空気を含み、熱を逃さず保温効果を高めてくれるそうです。
新聞紙が手に入りにくい時代なので、コツコツ貯めておくといいですね。
③子どものSOS!ストレス緩和法
ママたちの心配する部分ですね。
地震の恐怖体験や避難所での生活で、子ども達のSOSも行動にあらわれる事と思います。
「地震ごっこ」などはよく見られる行動だといわれますが、ママ達は心配になりますよね。
大事なのが「話を聞く」「否定しない」だそうです。
【金スマ】子連れ防災の新常識〜ママたちの質問〜
金スマ出演のママたちから、災害時の対応への質問です。
①子どもが留守番中に地震が起きたら?
留守番中に地震が起きた場合です。
大人がいない時に地震が起きたら、子ども1人で行動させないことが重要とのことです。
避難中のエレベーターなどの閉じ込めや、二次災害へ巻き込まれるリスク、誘拐などの連れ去りなど多くのリスクがあります。
避難中に何か起こった場合に、どこで何が起きたのかも全くわからなくなる危険性があります。
日頃から子どもと話し合い「信頼できる近所の人と逃げる」など決めておくことが良いとのことでした。
②子どもが外で1人の時に地震が起きたら?
子どもが習い事や通学中など、1人で外出中に地震が起きた場合です。
駅やバスなど公共機関ならば、駅員や係員の誘導に従います。
防災アドバイザーの国崎さんは、同じ年頃の親子連れに声をかけるように伝えているとのアドバイスでした。
③賃貸で穴を開けずに防災対策をするには?
住まいが賃貸で、家具の固定で穴を開けられない場合の対処法です。
国崎さんのオススメグッツにより、穴を開けずに家具を固定できます。
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キタリア 転倒防止固定具 スーパータックフィット 家具類用 TF−L 1セット(2個)
【金スマ】子連れ防災の新常識で大切な子どもを守る備えをアップデート
番組の最後で危機管理アドバイザーの国崎さんが絶対に準備しておきたいものを3点あげました。
- 水
- 簡易トイレ
- ポータブル電源
いのちに関わる、特に欠かせないアイテムですね。
自分だけなら、寒さも空腹もある程度は我慢できると思います。
けれど大切な我が子が目の前で寒さに凍えていたり、お腹を空かすのは少しでも避けたいと、お子さんがいるご家族は皆思うと思います。
災害が起きないことが1番ですが、いつ起こるかも予測できません。
子連れだからこそ、防災の新常識を身につけて最大限の備えをすることが万が一の場合に備えて大切かと思います。
金スマで紹介された本です。最新の子連れ防災情報が載っています。
いざという時の場合、「心配しすぎ」ぐらいの心で防災への備えを進めるのが子連れ世帯にはちょうど良いのかもしれません。


